AIの脅威に対する7つの対策とは? 米国ハリス氏提言 

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AIの脅威に対する7つの対策

近頃、車の自動運転やキーワードを入力するだけでAIが画像を作ったり、Chat-GPT(チャッピー)で 会話ができたり、Perplexity(パプちゃん)といった検索に特化したAIも誕生しており

AIは便利だと話題になっている反面、AIが人々の脅威になるのではないかと心配されている。

アメリカの大統領選でトランプ大統領がインスタファロワー数2,8億人のテイラースウィフトが    あたかも自分を支持してるような写真をAIで捏造してSNSで投稿。

それに対し本人とファンは激怒し、テイラースウィフトはハリス氏を応援すると公言したそうです。

さて、ハリス氏はAIのリスクに対してどんな対策を取るのでしょうか。

簡単に私の解釈と言葉で説明します。

2023年の11月にイギリス政府主催の国際AIセーフティサミットが行われ

以下の7つのポイントが挙げられた。

1、アメリカにAI安全研究所の新設

専門家と手を組み、安全で信頼できるAIを作ることを目指している。

2、AI利用に関する政治宣言

AIの使用に関して初の政策ガイダンスを一般から募集する。

3、AIと軍事利用について

31カ国とアメリカがAIを責任を持って軍事利用する約束をした。

31カ国には日本も含まれます。

4、社会の利益のためにAIを推進する資金提供者

公共の利益のためにAIを推進する慈善団体が8団体ほどいて合計で2億ドル以上寄付しています。

日本円で306億です。すごいですね。

ふと、なぜアメリカ人はこんなに寄付するのだろうかと気になったので

アメリカ人が多額の寄付をする理由に関しては、次回記事にしようと思います。

5、AIによる迷惑電話などのブロック

公の誓約にしては、ピンポイントな問題で現実に戻された感があるのですが、

高齢者を狙った詐欺のAI電話などをブロックするAIを作るそうです。

AI VS AIの戦いがリアルに起きてきそうです。

6、コンテンツ認証に関する国際ルール

「国が作ったAIのサイト」というのがみんなにわかるように表示しよう。

そして、国同士のルールを作って守ろう。

7、政府のAI開発、利用に関して責任と権利を尊重する約束

安全、安心かつ信頼できるAIをみんなで作っていきましょう。

アメリカ政府がAIの導入で成功している事例

・感染症の予測し、薬の供給不足のリスクを軽減。

・自然災害を予測して、復旧が早まるようにする。

・悪天候を予測して、人々に知らせる。

・AIを活用してネットワークの異常や潜んだ脅威を事前にキャッチ。

AIで世の中が便利になるのを願う

ここまでアメリカのAIの脅威に対する対策を簡単に解説してきました。

いかがでしたでしょうか。

私自身、最近仕事で契約書を交わすタイミングがありました。

お取引先から約款をAI診断してから問題なければ契約するということでした。

ほほー。ここでAI出てきますか、、、。

AIが仕事のパートナーになるのは近いかも、、、、、。

参考:ホワイトハウス 2023年11月1日 ファクトシートハリス副大統領、人工知能の安全かつ責任ある利用を推進するための米国の新たな取り組みを発表

https://www.whitehouse.gov/briefing-room/statements-releases/2023/11/01/fact-sheet-vice-president-harris-announces-new-u-s-initiatives-to-advance-the-safe-and-responsible-use-of-artificial-intelligence/
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